設立趣意書

2007 年 3 月に書かれた私たちの決意をごらんください。

  1. 趣旨
    私たちは、地域の福祉に寄与し,特別支援教育を必要とする子どもの社会参加の支援を図ると共に,その保護者,その教育・保育・医療・福祉等に関係する者など、子どもを育む者が情報を交換し、子どもの社会生活の向上させることを目的として,必要な活動を行う。
    私たちは、上記の目標を達成するために

    1. 教育および社会生活参加への促進事業
    2. 支援者の啓蒙活動,支援者のネットワーク作り,社会への啓発普及活動
    3. その他,上記の目標達成のために必要な事業

    を行う。

  2. 設立に至るまでの経緯  
    本法人は、上記の目的を達成するために、平成17年11月に法則化サークル Knyackies として,特別支援教育に取り組む教師と医師の学習会として発足し、年に数回の学習会を行い,特別支援教育に関わる問題について,学校や保育所,幼稚園,家庭での対応や学習・生活のさせ方について,専門の医師や教師から学ぶ活動を続けてきた。  私たちは、教師のみならず、保育士、研究者、臨床医、看護師、保健師、保護者など、子どもに関わるすべての方々と連携して、特別支援教育を必要とする子どもに、手をさしのべるために、にゃっき~ずを設立する。  平成18年6月に学校教育法等の一部を改正する法律案(いわゆる特別支援教育法)の成立を受け、運営基盤を強固にするために、法人格を取得するに手続きを開始した。(注釈:さまざまな問題があり、現在なお未取得の状況にある。詳しくは沿革をごらんください。)
  3. 活動の予定
    私たちは、次の活動を行う。

    1. 特別支援教育に必要な教育技術・指導方法の検討会
    2. 主として教師・医師を中心とした勉強会
    3. 特別支援教育が必要な子どもの事例相談会
      保護者、教師、保育士、医師等、誰でも参加できるが、参加して得た個人情報に関して守秘義務あり。守秘義務に違反した場合は、法的措置をとる
    4. ワッペンの配布事業
      生活の中でのソーシャルスキルトレーニングをめざす
    5. ペアレントトレーニング
  4. 目標
    特別支援教育での個別指導における教育技術・指導方法について、検討していくことを目的とする。
    神経心理学などの脳科学に根拠を求めながら、個別指導における教育技術を取り扱う。 検討された教育技術・指導方法では、統計学などの客観的な「科学の目」で裏付けをとる。(evidence-based!)
    障害の特性に応じて、自立した社会生活をおくれる子どもたちをはぐくむ教育技術をつくりだすことを目指す。
  5. 設立代表者
    住 所: 宮城県仙台市青葉区国見2-4-17-104
    氏 名: 横山 園子